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只今登校中の電車内

本文の前に、スプさんネ申。多謝。

で、今それ程混み合っていない車内。
登校中である。私はヘッドホンステレオで音楽を聞きながらほとんど開いている席の中から一つ選んで適当に座った。
私の隣には後から乗って来た女子高生が座った。
先ほど述べた通り、車内はそれ程混み合っているわけではない。
しかし、後から乗って来た女子高生が私の隣を選んで(真実では女子高生は無作為に座ったのだがぴろは選んだと思ってしまった。哀しい独り身の性である。)座ったわけだ。

私は「女の子っていい匂いがするであるなぁ……」と感慨にふけった。しかし、絶対に顔は確認しない。ささやかな幸せを自ら壊すような危険は犯せない。

そうこうしているうちに、私は車内がすいていたため、音漏れに対してそれ程気を遣わず音楽を聞いていた事を思い出す。
多少は音が外に漏れてしまっているかも知れない。ヘッドホンステレオから流れている音楽はヘヴィメタル。聞かれて恥ずかしい音楽では無い。
他にも席はいくらでも開いている車内、わざわざ音漏れでヘッドホンステレオを聴いている私の横を選んだ訳だし、気にしなくてもよいだろうと、私は音量を下げずに妄想を続けた。

そう、音漏れしているのにも拘わらず、わざわざ、すいている車内で、私の隣に座ったのだ。これは何かあるかも知れない。
私は隣の女子高生の顔を確認する事にした。
確かに、HIDOI造形をしていて絶望するかも知れない。しかし、フラグを立てて置いて損は無いのだ。どうしようもなくモンスターだったら急いで席を移動すればいいだけだ。
私はゆっくり、自分の中の恐怖と戦いながら、ゆっくり、なるべく怪しくないように、ゆっくり、自然に顔を向けようとした。

そこには黒髪の少女が居た。疲れているのか、膝にのせた鞄に突っ伏している。
そのせいで顔は確認出来ない。しかし、その姿だけでも、彼女が美人である事が解る。
陶器のように白く、叩けばすぐ壊れてしまう儚さを思わせる肌。そしてその白く、汗ばんだうなじに張り付く、細く綺麗な黒髪がなんとも言えない妖艶さを香らせている。

私はなんとしても彼女の顔が見たくなった。
その事に夢中で、ヘッドホンステレオから流れる曲がヘヴィメタルのアルバム、最後の曲である事に気づかない。

ふと、隣の女子高生が顔を上げはじめる。

私の鼓動は、落ち付け!という意識とは裏腹にどんどん加速して行く。

文字数の関係で続く……
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